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ところが最近は、矯正歯科治療の必要性、すなわち歯並びや咬み合せを良くすることの大切さは、もう説明する必要がないくらい意識が高くなっています。皆さんご自分の歯並びの悪いところをよく分かっていらっしゃいますし、また歯並びが良くなることの“素晴らしさ”もよくご理解されています。また矯正歯科装置のことや、場合によっては治療に際して歯を抜く治療が必要になることもよく理解して頂ける、というか既にご家族やご友人の方の中に矯正歯科治療を経験している方がいらっしゃるので、「よく分かっています。」とおっしゃる方が大変多くなっています。
しかしながら、最も大きな変化は、矯正歯科装置を付けていることに対する、ポジティブな考え方への変化です。以前は、「歯並びは治したいのだけれども、矯正歯科装置を付けることには抵抗感があるので・・・。」というケースが多かったのですが、最近はもちろん子供では矯正歯科装置を付けることへの抵抗感はほとんどありませんし、また大人の患者さんでも、学校の先生、銀行の窓口担当など、対人関係のお仕事をなさっている方があまり躊躇することなく、矯正歯科治療を受診されるようになってきました。おそらく、対人関係のお仕事をなさっている方々は、人に与える“印象”の大切さをたいへん良くご理解しており、矯正歯科治療中の数年間の矯正歯科装置のことよりも、その後の綺麗な歯並びになった後の魅力的な笑顔が、どれだけ対人関係の仕事をスムーズに、また信頼感を得ることに重要なのかを知っているのだと思います。したがってこのような方々は、矯正歯科治療を嫌々やるようなネガティブなものとして捉えているのでなく、お仕事でも私生活でも、自分の“価値”を高める良い機会として、ポジティブに考えているのだと思います。
すなわち、これはその方の矯正歯科治療に対する考え方ばかりでなく、いわば人生に対する考え方や“姿勢”の問題なのだと思います。たった1回しかない人生だったら、綺麗な歯並びで、楽しく、明るく過したい。という考え方です。矯正歯科治療の相談に訪れる方の中には「自分は営業職で色々な方と接するので、矯正歯科装置を付けるのは困るのです。」というお話をよく伺います。しかし、同じ営業職の患者さんの中でも「矯正歯科装置を付けているお蔭で、色々な方々と会話をするキッカケになりました。仕事で会う方々に「矯正歯科治療中なの?」「どんな感じなの?」「痛くないの?」などと話しかけられ、営業として凄く“得”をしました。」と嬉しそうにおっしゃっていた方もいて、こういうポジティブな方は本当に営業では絶対に成功するのだろうな、と関心したことがあります。
いずれにしても「静岡、清水の人々の歯並びや矯正歯科に対する意識が低い。」と言われた1990年頃からその意識や考え方は大きく変化したと感じています。歯並びを治すことが、その方の生活を変えるとともに、人生へのポジティブな考え方や態度を変えるキッカケになることさえあるのかも知れません。これからも、歯並びを治すことにより生活と人生をより良いものにしたいとお考えの静岡と清水の方々のお役に立てれば幸いと考えております。 |